無指向性スピーカー
無指向性スピーカー
私はよい音を聴くと背中に電気が走ります。
こんな仕事をしているので、どのくらい電気が走ったか正確には覚えていません。
しかし、無指向性のスピーカーを聴いたときはほとんどいつも、背中に「ビビビ」と電気が走るのです。
一番最初に無指向性スピーカーで背中に「ビビ」と電気が流れたのは、今から10年くらい前 田口製作所というところで作っていた、球形のスピーカーでした。
ちょっと名前は忘れてしまいましたが。天井から吊して音を出していたのです。
「いや、すげえな」と言った記憶があります。
その次は皆さんもよく知っているかも知れません。
タイムドメインのYoshi9です。
今から 5~6年くらい前は、江川工房のイベントでもかなり使用していたスピーカーです。
実際江川三郎先生も、ダンボールを使った円筒形スピーカーを自作しています。
A&Vヴィレッジの江川工房リポートでエンポケ定員の一ノ関がレポートしています。それ以前の深川さんも書いていました。
初めて聴いたときは、本当にビックリしたし、素晴らしいと思いました。
その次は

エンゼルポケットのお客さんでは、一番記憶にあるのではないでしょうか。
ビクターのDDユニット。エンポケで発売したのは、X処理をした煙突というスピーカーです。
これもほぼ無指向性、ユニットはサワフジの技術を使用していて
反応が桁違いに早い。素晴らしいスピーカーでした。
それに、エンポケで販売していたものとしては
ソリッドアコーステックのASSAM(システム)
(会社倒産してしまいましたが)

アブソリュート・サウンド・スピーカー・システム
ps-101b

等です。
そう考えると、エンポケは無指向性スピーカーに非常に縁が深いのです。
ただ、上のスピーカーそれぞれ、素晴らしいと思っいたのですが、
ただ一つの疑問だけが残りました。
「はたして本当にピュアオーディオなのか」
ということです。
あくまでこれは個人的な意見ですが、ピュアオーディオというのはやはり、CDに入っている音楽情報をほぼ100%引き出すことに意義があると思っています。
決定的に足りないのは何か、
それは、低音だと思います。
最低でも、50Hz~20khはきちんとフラットに再生しないと本当のピュアオーディオとは言えないと思うのです。
また低音といっても、私が本当に求める低音はもっとリアリティの高い低音です。測定上では50Hzとか出ていても、箱の容積が大きいか否かで、低音の質は変化します。その音質の差は決定的で、特にクラシックを聴く場合には、非常に重要な部分ではないかと思っているのです。
それは生楽器とまったく一緒です。
バイオリン(小) <チェロ(中) < コントラバス(大)
トランペット(小) <ホルン(中) < チューバ(大)
小太鼓 <大太鼓
要するに低音が質を決定するのは、空気の量が一番問題なのです。
「よく38cmユニットだから、低音が出る」とかいいますが、本当は「38cmだから、このくらいの容積の箱が必要で」その箱にユニットを取り付けるから、低音が出るのです。
(楽器にスピーカーユニットは付いていません。笑)
だから「たまや2号」には絶対にスーパーウーハーが必要でした。
そういう意味で私に衝撃を与えたスピーカーはジャーマンフィジクス PQS402 でした。
無指向性で尚かつきっちりと下から上まで音が再生されます。
DDDユニットはちょっと別格で、他のスピーカーとは比較が出来ませんが、
あの音を最初に聴いたときには、
背中に10本くらい電気が走りました。
(ただ、とても買えませんが・・・爆)
私にとって究極の目標はあのスピーカーです。(しかし、ユニットが違うので現時点では追いつくことは不可能だが)
ただ、「たまや2号」も完全に完成していない時点で、背中に電気が6本は走っています。
Fe83の反応の速さはすばらしいものがあります。
あと、完全ヒノキのウーハーとツィーターをつければさらに電気8本くらいまで行くのではないかと思っているのです。
こうご期待。
私はよい音を聴くと背中に電気が走ります。
こんな仕事をしているので、どのくらい電気が走ったか正確には覚えていません。
しかし、無指向性のスピーカーを聴いたときはほとんどいつも、背中に「ビビビ」と電気が走るのです。
一番最初に無指向性スピーカーで背中に「ビビ」と電気が流れたのは、今から10年くらい前 田口製作所というところで作っていた、球形のスピーカーでした。
ちょっと名前は忘れてしまいましたが。天井から吊して音を出していたのです。
「いや、すげえな」と言った記憶があります。
その次は皆さんもよく知っているかも知れません。
タイムドメインのYoshi9です。
今から 5~6年くらい前は、江川工房のイベントでもかなり使用していたスピーカーです。
実際江川三郎先生も、ダンボールを使った円筒形スピーカーを自作しています。
A&Vヴィレッジの江川工房リポートでエンポケ定員の一ノ関がレポートしています。それ以前の深川さんも書いていました。
初めて聴いたときは、本当にビックリしたし、素晴らしいと思いました。
その次は

エンゼルポケットのお客さんでは、一番記憶にあるのではないでしょうか。
ビクターのDDユニット。エンポケで発売したのは、X処理をした煙突というスピーカーです。
これもほぼ無指向性、ユニットはサワフジの技術を使用していて
反応が桁違いに早い。素晴らしいスピーカーでした。
それに、エンポケで販売していたものとしては
ソリッドアコーステックのASSAM(システム)
(会社倒産してしまいましたが)

アブソリュート・サウンド・スピーカー・システム
ps-101b

等です。
そう考えると、エンポケは無指向性スピーカーに非常に縁が深いのです。
ただ、上のスピーカーそれぞれ、素晴らしいと思っいたのですが、
ただ一つの疑問だけが残りました。
「はたして本当にピュアオーディオなのか」
ということです。
あくまでこれは個人的な意見ですが、ピュアオーディオというのはやはり、CDに入っている音楽情報をほぼ100%引き出すことに意義があると思っています。
決定的に足りないのは何か、
それは、低音だと思います。
最低でも、50Hz~20khはきちんとフラットに再生しないと本当のピュアオーディオとは言えないと思うのです。
また低音といっても、私が本当に求める低音はもっとリアリティの高い低音です。測定上では50Hzとか出ていても、箱の容積が大きいか否かで、低音の質は変化します。その音質の差は決定的で、特にクラシックを聴く場合には、非常に重要な部分ではないかと思っているのです。
それは生楽器とまったく一緒です。
バイオリン(小) <チェロ(中) < コントラバス(大)
トランペット(小) <ホルン(中) < チューバ(大)
小太鼓 <大太鼓
要するに低音が質を決定するのは、空気の量が一番問題なのです。
「よく38cmユニットだから、低音が出る」とかいいますが、本当は「38cmだから、このくらいの容積の箱が必要で」その箱にユニットを取り付けるから、低音が出るのです。
(楽器にスピーカーユニットは付いていません。笑)
だから「たまや2号」には絶対にスーパーウーハーが必要でした。
そういう意味で私に衝撃を与えたスピーカーはジャーマンフィジクス PQS402 でした。
無指向性で尚かつきっちりと下から上まで音が再生されます。
DDDユニットはちょっと別格で、他のスピーカーとは比較が出来ませんが、
あの音を最初に聴いたときには、
背中に10本くらい電気が走りました。
(ただ、とても買えませんが・・・爆)
私にとって究極の目標はあのスピーカーです。(しかし、ユニットが違うので現時点では追いつくことは不可能だが)
ただ、「たまや2号」も完全に完成していない時点で、背中に電気が6本は走っています。
Fe83の反応の速さはすばらしいものがあります。
あと、完全ヒノキのウーハーとツィーターをつければさらに電気8本くらいまで行くのではないかと思っているのです。
こうご期待。