波動スピーカーはスピーカーは無指向性です。
だから、New Air Dream(オーディオバージョン) を使用すると音場感がよく分かるのではないかと思いました。
New Air Dream(オーディオバージョン)は、初めてと言って良いかわかりませんが、
生演奏を良い音に変える、オーディオアクセサリーかと思っています。
アクアマニアの方は下のように エアーストーンから出てくる微細な泡を
エアーカーテン と呼んでいます。
(この泡を見ているだけで、けっこう心が癒されます。)

もしコンサートホールの演奏する場所と、観客席の境目にこのエアーストーンをたくさん置いて、
エアーカーテン を作ったら、生の音でさえも、最高の音になる可能性は高いのではないでしょうか?
サントリーホールのような、客席全体が舞台を囲むような形(アリーナ形式)の場合は、大相撲の俵のような丸いエアーストーンを作らなければいけないかもしれませんが・・・。笑)
カーテンコールは最高に盛り上がるんじゃないかと思いますね・・・笑)------------------------------------------------------------------------------------
続き

馬鹿の一つ覚えで恐縮なのですが、ワーグナー作曲『歌劇タンホイザー序曲』
トスカニーニ指揮・NBC交響楽団演奏。1952年のカーネギーホール実況録音です。
--おや、すごい。
まず、ポータブルCDのみに空気を出しますと、もともとがノイズだらけな古い録音のマスターを、最新の処理でノイズ抑えてますからか、
SN比的な変化は、ちょっとわかりません。
しかし、合奏の旋律が、各楽器の音色が溶け合ってしまい、何が奏でられているか
分からなかったのが、各楽器の音色が分解されるようになりました。
もともと、この波動スピーカーは、演奏を聴けばどの楽器がどこで奏でられているか
分かるような音響効果を狙って造られていますし、これまでに種々のアクセサリーを用いて再生していますから、
1952年の録音でも、弦楽器の配列--バイオリンの両翼配置など--はちゃんと
聴こえていましたが、
エアーストーンの上にポータブルCD置くことで、管楽器の響きも楽器の種類ごとに聴き分けられ、しかもオーケストラのどの場所から吹いてるか、見えるようになりました。
弦楽器も、ますます聴き分けられるようになりました。
今度は、スピーカーの方のみに空気を流しますと、うん。響きがますます前に出る。圧の増した音色が旋律が、ますます胸に迫ります。
ただ、一台のNew Air Dreamからエアーストーン三つに分岐しますと、どうも放出される空気の量に強弱違いが出てくるみたいで、全体的な効果も弱まるようです。
ではどうするか。
エアーストーンの分岐を二つのみにするか、もう一台New Air Dreamを用意するか。いろいろと考えられますが、思い切って、エアーポンプを大型にしてみました。
オプティマルで扱ってるオーディオ用New Air Dreamの静音エアーポンプ。
その同型機種で、同じ形式でもっとも出力の大きいものを買ってきて、これにNew Air Dreamを付け替えましたら、ぼくとしては、これで満足が行きました。
微細塗料などまだ塗ってませんし、出力それ自体が大きいものですから、
こちらのポンプは、ノーマル版のNew Air Dreamより音が大きい。でも、この動作音に片目をつぶって聴けるなら、
オーケストラの演奏は、こりゃ、実にすごくなる。各楽器の位置が、いっそう聴きながら、手にとるように分かるようになります。
古風な、バイオリンを両翼に座らせるような配列の演奏を聴きますと、音源や音場に気を付けた録音ですと、いつ、どの楽器がどこで鳴ってるかが分かる。
ベートーヴェンやワーグナーなど、第一バイオリンからビオラ、チェロ、第二バイオリンと曲中に調べが左から右へとぐるっと回ったりして、「あぁ、やっぱしサラウンド効果狙って作曲されてたんだな」と納得できます。
クラシックの交響曲だけでなしに、フルオーケストラで映画音楽聴いてみると、ある映画音楽の作曲家が、スペクタクル映画の音楽を録音する時は、弦楽器を左側に詰め、マイクから向かって右側のビオラのところを空け、
そこに映画の舞台となる土地ならではの楽器を置いて鳴らしてるなぁ、とか
あれ、この曲、弦楽器はバイオリンしか使われてないや。
映画館の音響システム考えて、そこでよく鳴るように作ってるな、とか。
左右両方のスピーカーから確かに鳴ってるけど、楽器の場所はみな左側。
モノラル録音をステレオ化するときの、処置の問題かな?--とかさまざまな発見があります。
そうした効果を考えますと、何と言いますか、オーディオでの再生には違いないのですが、ここまでよく聞こえますと、オーディオで聴いてはいますが、
音楽を従来のソフトとして再生するのではなく、演奏の芸として聴いている感が強まります。
New Air Dreamからエアーストーンで空気をオーディオに流す、このやり方はビフォーアフターでは、あまり人工的に効果を加えた感じがしない、地味なものなのですが、
自然に、音がこんなによくなってる、ということでは、大変な効果を感じました。
ご一読ありがとうございました。
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