テネモスモーター学習キット 「買うか買うまいか」
U様からのレポート第3弾です。
本当にありがとうございます。
テネモスモーター学習キット。自分も組み立てたい。・・・でも66,600円するし、
造るのは、今まで見たことも聞いたこともない、フリーエネルギー装置の卵。
自分に組み立てられるだろうか。組み立てられずじまいになったらどうしよう。
ぼくのレポートをご覧くださる皆さまの中には、
そのように思われる方が、いらっしゃるかもしれません。
ぼくもそうでした。
1.【どうしよう・・・?】
このキット、買ってみようか。組み立ててみようか。
でも、組み立てられなかったら、どうしよう・・・?
--ぼくも考え込みました。
でもそれでも、このキットのこと「買おう!組み立てよう!」
こう思い立ちましたのには、ある動機があったからでした。
※でもこれは、ちょっとワケあり。書くと長くなりますので、
後日、紙幅にゆとりがあったら書くことにいたしましょう。
さて。買うと決めた。組み立てると決めた。
だけれど自分に作れるだろうか。
工作は、学校では小学校の頃の図工や、中学の技術の時間に、
いくつかの器具や装置を、授業でキット組み立てたものでした。
家に帰ると・・・子供の頃はプラモデルを組み立てました。
電子工作で、ラジオやアンプも、造りました。
でも、工作らしい工作は、大学生の頃以来、もう20年、していません。
こんな自分でも、つくれるだろうか・・・?
テネモスモーター学習キットの、部品が入った箱を前にして、
ぼくは考え込みました。けっこう重い、箱でした。

2.【キットが組み立てられずじまいになるワケ】
ふと、工作をしていた、子供の頃を振りかえりました。
(買って挑戦したプラモデルや電子工作で、組み立てられずじまいだったのって
なかったっけ?)・・・ありました。
(それって、なんで組み立てられなかったんだっけな・・・?)
思い出す、造れなかった、そのワケは--
×部品の数が多くて、何がどこにあるか、分かんなくなったり
肝心な部品をどっかに失くしてしまった。
×あらかじめ取説をよく読まないで造り出したら、完成に至るまでの
工程がかなりあって、途中で気づいてウンザリしちゃった。
あと、不器用に組み立てるぼくのこと見るに見かねて、
工作少年だった祖父や父に、模型やキットを取り上げられて、親に勝手に造られた、
なんてこともありましたが(笑)、
それはさておき、買ったキットが組み立てられずじまいになっちゃったのは、
“×”を付けました、上の2点が、主な理由と言えましょう。
3.【おっかなびっくり組み立てよう】
だったら話は早い。このキットを組み立てるときは、
●部品や、部品を組むボルトやナットを、失くさないように気を付けよう。
●組み立てる前に、あらかじめ取説をよく読んどこう。
今までに造ったことがない、フリーエネルギー装置の卵です。
今までに造ったことがないモノ組み立てる時は、誰だって『おっかなびっくり』です。
でも、見るに見かねて、子供が造ってたもの取り上げて勝手に造っちゃう
父や祖父は、もう生きてません。だったらね、もう、大手を振って--
●おっかなびっくり組み立てよう。
●組み立ての途中、組み立て方が分からなくなったら、
オプティマルに電話して、廣瀬さんに教えてもらおう。
●を付けました、四つの方針に基づき、
なかでも『おっかなびっくり組み立てよう』を主軸としまして、
注意しながらゆっくりと、組み立てることにしました。
さっそく箱を開き、中の部品を並べてみます。
4.【こうやって、部品をなくさず、組み立てた】
お膳の上に、テネモスモーター学習キットの
部品と、部品を組むボルトやナットを、見やすく分かりやすく広げてみました。
下の画像の、左側が部品、右側がボルトやナット・ワッシャー類です。

見てみると、部品は概して大きくて、そう失くしそうにもありません。
だが、ボルトやナット・ワッシャー類は、さまざまなものが、さまざまな小袋に
小分けしてあります。
取説をあらかじめ読みますと、ボルトやナット・ワッシャー類は、取説にあります
組み立ての工程ごとに、別の小袋を開き、中のモノを使うらしい。
ただ、その工程で、使い切っちゃう小袋もあれば、
残った部品を後の工程で使う小袋もある。
ということは、ついうっかり気を抜くと、小袋から出したままにしちゃった
ボルトやナット・ワッシャー類がゴッチャになって、どの小袋のものなのか、
ワケ分かんなくなりかねません。
まさにここが、このキットの組み立てに挫折する、懸念材料のようです。
そこで、
「部品を失くさないようにしよう、部品がゴッチャにならないようにしよう」と、
こんな感じに机とお膳を並べました。

お膳は、先ほどの画像をご覧いただいた通りで、
部品と、ボルトやナット・ワッシャー類の入った小袋を左右に分かりやすく並べ、
取説にあります部品と、ボルトやナット・ワッシャー類の一覧表のページを
それぞれ書見台にのせ、チェックが出来るようにしました。

その左側に、折り畳み式の机をふたつ。
いちばん左に、取説の中にあります、テネモスモーターの完成図をかかげ、
正面の机には、取説の、今とりかかっている工程のページを広げ、
工程が進むごとに、その工程のページを広げるようにしました。

話が先に進みますが、各工程の組み立てをしますときは、
その工程で使う部品と、ボルトやナット・ワッシャー類の小袋を、
正面の机に置き、中身を広げて、

その工程の組み立てが終わり、部品や、ボルトやナット・ワッシャー類が
残りましたら、もと入っていた小袋に戻し、

お膳のもとの場所に、いちいち戻すようにしました。
空になった小袋は、すぐさま捨ててしまいました。
迂遠ではありますが、このように手間をかけますことで、
ぼくは部品をひとつも失くさず、組み立てたテネモスモーターを、
すぐに回すことができました。
まさにこれが、本キット組み立ての、最大のポイントです。
このへんを、ちゃんと気を付けられれば、このキット、
みなさんでも組み立てられると、ぼくは確信しています。
オプティマルからお買い上げになれば、
廣瀬さんが、フォローをきちんと、してくださいますことでしょう。
5.【取説にまずしたこと】
話を戻します。取説についてです。
『組み立てる前に、あらかじめ取説をよく読んどこう』と、
心に決めてましたから、造る前に、取説を読みました。
取説は全21ページ。画像付きで、詳細な説明がされています。
クリップでとめてありますから、バラすのはラクです。
ただし、バラす前に、やらなければならないことがありました。
この取説には、ページ番号がふってありません。
だから最初に、ページ番号、ふりました。

さあ、いよいよ組み立てです。
次回は、その際の、工具についてのお話からです。
(つづく)
テネモスモーター学習キット
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