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    西出晃(OjiSpecil)オーディオ理論 その2

    昨日の続き---------------------------------------------------------------


    ・クロックへの影響とは?

    時間軸情報となるデジタルクロック回路へのノイズ混入は アナログ出力でのノイズとしては出力されません。クロックへのノイズの混入は 波形の変化として出力されます。それは 原音信号から言えば 言わば歪みですが、実はダイナミックに変化する信号の微小な変化は人間には感じられても 計測器では捉えることが非常に難しいのです。

    これは DPAT-Proでの セシウムクロックや、ルビジウムクロックなどの超高精度クロックを使用した実験やヒアリング、また DDAC-Proなどの ハイエンド機器の開発などで振動がクロックにフィードバックされた時の波形データの変化なども研究して解明してきました。また OJI Special G-SYSと言ったアースに関する技術からも解明してきました。

    アナログ回路に飛び込んだ 高周波ノイズはまず普通には聞こえないでしょう。
    本来聞こえるはずのない高周波ノイズが聞こえる(高周波ノイズで音が変わる)のは 時間軸情報としてのクロックが存在するからでしょう。

    ・可聴帯域のフィルタリングは音質を悪くする

    アナログ回路に混入した 鋭利なスパイク性のノイズは見た目上は比較的簡単に削除することが可能です。しかしながら こういった急峻な高次のフィルタ回路は、必ず帯域内の位相を変化させるという 音楽にとってはもっとも問題のある副作用を起こしてしまいます。
    多くのハイエンド機器メーカーが位相ズレの少ないフィルタ効果の無い広帯域アンプを追求してきたのはこういう理由からです。

    音楽CDなどのデジタルオーディオで永遠のテーマの帯域外のフィルタ。これは未だ完璧と言える物が存在しません。復調(D/A)時にそのままでは階段状となってしまう信号を滑らかにする技術です。これは 高次のデジタルローパスデジタルフィルタとアナログフィルタを組み合わせることで原音に近づけてきましたが、しかし 位相の変化は避けられないのです。製品の中には こういった位相変化を嫌い フィルタを持たない物も存在しますが、これでは 原音にはない階段状となった歪み波形を聞くことになってしまいます。
    つまり フィルタを入れなければ 歪みを聞くことになってしまいますし、フィルタを入れると 位相が狂いこちらも原音にはない位相の歪みを聞くことになってしまうのです。

    その他 フィルタではないですが、オーバーサンプリングと言って何倍も高い周波数でサンプリングをしたと同じ理論で元には無いデータを作り滑らかにすることも行われていますが、これは 非常に有効な技術で歪みを増やすことなく理論的に滑らかな波形を作り出します。可聴帯域から遙かに遠い領域でフィルタをかけ位相の狂いの影響などを排除しています。やはり 可聴帯域にフィルタを入れたくない(可聴帯域に位相変化をさせたくない)ための技術と言えるでしょう。


    B2008-7-12-1.jpg


    続く---------------------------------------------

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