クロックの秘密 その3
イベント情報
2/14(土) 17:30~ OJI Specialイベント
内容★もうすぐ発売の PRODIGY CUBE Oji-Speial版の試聴会を行います。
本当はもっと早く発売する予定だったのですが、改造に相当試行錯誤したようです。
2/15(日) 17:30~ HWTイベント
内容● 新製品 蜘蛛の巣というアースシステム
フィールドスタビライザ ピューリフィケイター(聖杯布)の使いこなし。
「いかに安く使いこなせるかの実験です」
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今回の実験は人工的に、ある面をクローズアップして測定したものですし、私の環境での実験ですから、他の方は違う結果になる可能性があり、絶対値の測定ではありません。そして これがクロックの秘密の全てではないはずですが、謎の扉の1つになると思っています。
測定用の1KHzの信号に対し 再生音楽信号のクロックへのフィードバックを行うと 人間に心地よいと言われる 二次歪みが急激に増えます。しかし 悪影響が多いといわれる3次歪みはほとんど変化がありません。元信号波形の近くにも歪らしき波形の上昇も見られます。実際の音楽信号では凄いことになっているはずです。
下段 元波形 上段 フィードバック後
二次歪みは倍音成分とも言われ楽器の音色のよさにもつながっています。
オーディオ機器では真空管に代表されるような、歪です。これは、人に対して心地よいひずみとして知られています。ギターアンプや最近ではシンセサイザーにも用いられています。さらにマイクやマイクアンプにも用いられています。
クロックを変えると 音質が変わるのは当然ですが、物理特性を追求するより、振動を加えたり、サーボの有無などで音質が良くなったと矛盾した結果が出るのはこういう秘密があるのではないでしょうか。しかし、人に心地よい歪であっても歪には変わりは無く、原音再生は、このような歪みがあれば不可能です。
考えるに 電子楽器などの音色付加は、確かにアーティストの心や音楽を心地よく聞かせるためには必要ですが、再生装置側で付加してしまってはせっかく作ってくれた音楽の音を聞くことができなくなりますので良くないことだと思っています。
逆に 加工という意味では、難しい事をせずとも真空管アンプの暖かな心地よい音などこういう二次歪み付加をすることも一つのオーディオの楽しみ方かもしれません。
私も真空管アンプの音は大好きです。夜静かに聴くときなど、あの独特の暖かさはなんともいえません。しかし、しつこいようですが歪の付加は音楽を楽しむ用途としてはある意味楽しみになりますが、原音忠実再生の追求にはなりません。また音楽(マスタリング加工も含む)により、相性が生じる可能性もあります。
私は、単体の装置としては高忠実度再生を目指していますので、できるだけこういうさまざまな影響を排除した、再生を目指しています。DPAT-01は、こういう研究の結果何をどうしたら原音忠実再生に近づくことができるのかということを、憶測だけでなく理論解析と証明となる実験を実際にしてコツコツと作り上げてきたトランスポートです。クロックソースも高精度水晶、ルビジウム、セシウムなどさまざまなものを実験してきました。同じ水晶クロックでも良いものと悪いものがあり、それらの秘密も少しずつ研究しています。いわゆる数字だけでなく、数字と音との関係などをできるだけ客観的に捉えようとしています。そういう研究成果の中で「これだ」という一品にDPAT-01仕上がっていると思っています。
メモリー再生も同じくさまざまな影響を根本から排除した結果生まれたものです。ご自身の耳で 揺れない リアリティのある音楽をDPAT-01で 楽しんでいただければと思っております。また多くのリスナーは CDプレイヤーやトランスポートをお使いですが、この場合でも いかに振動を排除するか、いかに正確なクロックを送るかなどケーブルの質やプラグの質(インピーダンスマッチング)、さらに回ったりする機械的なものがある振動対策では振動されたものをどうにかするより別の部屋に置くなど、少し考えるだけでも理想的な手法は見つかるのではないかと考えています。
今回はCDには記録されずにあとから付加する為にさまざまな憶測で捕らえら話題の多かったクロックの秘密を少し紹介しました。
2/14(土) 17:30~ OJI Specialイベント
内容★もうすぐ発売の PRODIGY CUBE Oji-Speial版の試聴会を行います。
本当はもっと早く発売する予定だったのですが、改造に相当試行錯誤したようです。
2/15(日) 17:30~ HWTイベント
内容● 新製品 蜘蛛の巣というアースシステム
フィールドスタビライザ ピューリフィケイター(聖杯布)の使いこなし。
「いかに安く使いこなせるかの実験です」
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今回の実験は人工的に、ある面をクローズアップして測定したものですし、私の環境での実験ですから、他の方は違う結果になる可能性があり、絶対値の測定ではありません。そして これがクロックの秘密の全てではないはずですが、謎の扉の1つになると思っています。
測定用の1KHzの信号に対し 再生音楽信号のクロックへのフィードバックを行うと 人間に心地よいと言われる 二次歪みが急激に増えます。しかし 悪影響が多いといわれる3次歪みはほとんど変化がありません。元信号波形の近くにも歪らしき波形の上昇も見られます。実際の音楽信号では凄いことになっているはずです。
下段 元波形 上段 フィードバック後
二次歪みは倍音成分とも言われ楽器の音色のよさにもつながっています。
オーディオ機器では真空管に代表されるような、歪です。これは、人に対して心地よいひずみとして知られています。ギターアンプや最近ではシンセサイザーにも用いられています。さらにマイクやマイクアンプにも用いられています。
クロックを変えると 音質が変わるのは当然ですが、物理特性を追求するより、振動を加えたり、サーボの有無などで音質が良くなったと矛盾した結果が出るのはこういう秘密があるのではないでしょうか。しかし、人に心地よい歪であっても歪には変わりは無く、原音再生は、このような歪みがあれば不可能です。
考えるに 電子楽器などの音色付加は、確かにアーティストの心や音楽を心地よく聞かせるためには必要ですが、再生装置側で付加してしまってはせっかく作ってくれた音楽の音を聞くことができなくなりますので良くないことだと思っています。
逆に 加工という意味では、難しい事をせずとも真空管アンプの暖かな心地よい音などこういう二次歪み付加をすることも一つのオーディオの楽しみ方かもしれません。
私も真空管アンプの音は大好きです。夜静かに聴くときなど、あの独特の暖かさはなんともいえません。しかし、しつこいようですが歪の付加は音楽を楽しむ用途としてはある意味楽しみになりますが、原音忠実再生の追求にはなりません。また音楽(マスタリング加工も含む)により、相性が生じる可能性もあります。
私は、単体の装置としては高忠実度再生を目指していますので、できるだけこういうさまざまな影響を排除した、再生を目指しています。DPAT-01は、こういう研究の結果何をどうしたら原音忠実再生に近づくことができるのかということを、憶測だけでなく理論解析と証明となる実験を実際にしてコツコツと作り上げてきたトランスポートです。クロックソースも高精度水晶、ルビジウム、セシウムなどさまざまなものを実験してきました。同じ水晶クロックでも良いものと悪いものがあり、それらの秘密も少しずつ研究しています。いわゆる数字だけでなく、数字と音との関係などをできるだけ客観的に捉えようとしています。そういう研究成果の中で「これだ」という一品にDPAT-01仕上がっていると思っています。
メモリー再生も同じくさまざまな影響を根本から排除した結果生まれたものです。ご自身の耳で 揺れない リアリティのある音楽をDPAT-01で 楽しんでいただければと思っております。また多くのリスナーは CDプレイヤーやトランスポートをお使いですが、この場合でも いかに振動を排除するか、いかに正確なクロックを送るかなどケーブルの質やプラグの質(インピーダンスマッチング)、さらに回ったりする機械的なものがある振動対策では振動されたものをどうにかするより別の部屋に置くなど、少し考えるだけでも理想的な手法は見つかるのではないかと考えています。
今回はCDには記録されずにあとから付加する為にさまざまな憶測で捕らえら話題の多かったクロックの秘密を少し紹介しました。