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    バランスがやっぱりよい  その1

    今年はバランス再生を流行らせようと思っています。

    エンゼルポケット最高の音はDDAC-Pro-Proを使用した

    完全バランス再生

    の時でした。

    B2006-8-15-5.jpg

    詳しくは こちら

    ただ、あの時は たまや2号 は存在していなかったので、もし今あのDACが手にはいるのならば、絶対にたまやで再生してみたいと思っています。(きっととんでもない音がすると思っています。)

    ただし値段もとんでもなく高く、早々に手が出せるものではありません。

    しかし、もうすぐ発売されるヘッドフォンアンプを使用すれば、ヘッドフォンの世界でバランス再生が可能になるのです。

    3月のOji-Specialのイベントで初登場しました。早速音聴きましたが

    メチャクチャよかったですよ。
    低音の出方が従来のものとは全く別物です。

    B2009-2-14-1.jpg


    もうすぐ発売しますのでご期待下さい

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    そこで A&Vヴィレッジが休刊になる最後の号(81号)で西出さんがバランス再生について書いています。もう忘れてしまった方もいるかもしれませんので、もう一度掲載することにしました。


    とにかくオーディオの究極はやはり バランス再生です。 


    バランスの究極を目指して  テキスト 西出 晃

    7月のOJI Specialイベントではついに私が夢に描いていた再生を行うことができました。
    スピーカーの端子までプラスマイナス全く同一回路による完全バランス再生。
    その再生音は 澄み切った濁りのないさわやかなサウンドでした。定位などの位相チェックに好適なワンポイント録音ソース(馬越達也エンゼルポケットでのライブ録音)では 動きや位置が本当によくわかり、また音質を重視したマルチマイク録音の再生では(秋吉敏子ライブT-TOCレコーズ) ストレートな押し出しのあるクリアーな再生音が楽しめましたし、マルチマイク録音でかつ加工を施した一般の芸術性を求めているソースではマスタリングエンジニアが意図した構図が感じられる楽しい音楽を聴くことができました。

    B2009-2-14-2.jpg

    さて オーディオでは一番簡単な言葉でもっとも難しいのがHIFIです。High Fidelity つまり高忠実度ということなのですが、昔から言われ続けている言葉の中で実現しない言葉だと感じています。
    私は高忠実度再生を目指し、様々な部分、特にソース関連は、市販ソフトでは絶対に不可能な無加工収録をしたり、DPATではデータ一致する これ以上あり得ない忠実度を確保したりしながら追求をしてきました。しかし 絶対に完璧はあり得ないだけでなくどうしても必要で省くことができず、かつ必ず音質劣化をするのは 「音量ボリューム」です。今回はこのボリュームについて考えてみたいと思います。デジタルボリュームなら完璧? と考える人もいるかもしれませんが、現時点では小音量時にビットを有効に使えないデジタルより実はアナログの方が有利です。
    7月のOJI Specialイベントでは 「完全バランス再生」という実験を行ってみました。これは プラス側とマイナス側でアンプの入り口からスピーカーまですべて同一回路によるバランス再生です。それなら 一般のバランス入力による再生と同じでは? と思われるかもしれませんが実は違います。 途中に プラス側とマイナス側の回路に違いが全くないバランス再生です。
    簡単に少し解説してみましょう。


    B2009-2-14-3.jpg

    バランスケーブルはノイズを嫌うプロ用の録音機材などで発達してきました。理論は簡単で、元の信号を そのまま出力するもの(プラス)と反転し出力するもの(マイナス)とGNDで伝送します。ケーブルに外部からプラスとマイナス同時にノイズが乗った場合には プラス側とマイナス側の電圧の差をとると ノイズ成分は0になります。これは便利で凄い!アンバランスより絶対に有利 と思う人もいるかもしれませんが 実はそうではありません。これはあくまでも理論で 世の中の回路は理論通りに動いたためしはありません。理論と異なる部分を如何に小さくして無視できるようにするのかが技術屋さんの使命みたいな感じですが、一般のバランス回路は実は完璧なバランスになっていません。プラスとマイナスで動作が異なるのです。というのは プラス側はそのまま非反転出力すればいいのですが、マイナス側は 反転アンプが入ります。非反転アンプと反転アンプでは入力インピーダンスも違いますし、特性が異なります。つまり異なる動作のアンプが入り+側と-側で動作が異なります。たとえばアンプの応答速度が異なり、少し動作がずれるとノイズは理論通りに消すことができません。さらにドライブ段では 素子の特性で絶対にプラスとマイナスは同じ特性にはならないので、少なくとも昨今の高速、高帯域が当たり前のオーディオでは既に理論を忠実に再現するには回路が役不足です。ノイズに有利と言っているのは嘘ではありませんが広帯域で考えたときにはバランスの良さを理論どおりに発揮できないのです。さらに バランスは処理を行う場合にはアンバランスに戻しますので回路が複雑になり、アンバランスの単純な回路から比べるとかなり不利になります。回路が複雑になり段数が多くなると当然音質は劣化していくからです。しかし 電送の理論上ではやはりバランスは凄い!どうしても 無駄な回路が無く、プラスとマイナス側が全く同じ本当のバランスの音を聞いてみたい と思うのは オーディオマニアであればあたりまえですね。私も聞いてみたいとずっと思っていました。
    ではバランス回路の特性を生かした再生をするにはどうしたらいいのでしょうか?


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      オプティマルライフ株式会社
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