Omega Rx その5
イベント情報
5月22日(土) 17:30より
ハート∞フル イベント
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花粉症 アトビー 心臓病 癌 認知症 などが現在の日本でこれほど増えた最大の原因は
食生活の変化
らしい。それはエイコサイドのバランスが変化し、今の日本には信じられないほどの病人と未病人がいる。確かに、ファーストフード店 ファミレスが街にあふれ、スナック菓子やケーキが食品売り場にあふれ、ラーメン屋 どんぶり物屋で、いつでも安く食べられる。サラダ油、マーガリンをたくさん摂取する。そんな現状を見れは、それは「至極当然」のことなのかもしれない。
それでもまだ、日本はましな方らしい。それは魚をたくさん食べるから。・・・
その中でも、沖縄の人々こそ世界に誇れる長寿の民族、世界中の研究機関から注目を集めている。
Dr シアーズ 博士も 沈黙の炎症 があるかないかの基準として
沖縄の人の AA/EPA比率を理想基準としている。 その数値は1.5だという
ちなみに アメリカ人11 うつ病人22 集中力欠陥症23 糖尿病起因の神経障害32 とのこと
アメリカ人はほとんどの人が、炎症状態にあるらしい。ただ、日本人も相当欧米的な食生活をしているから、日本人全体の数値はあがっているだろうと予測されている。
私が思うに、今後は日本人というよりも、こういう情報を知っている人と知らない人の間に、大きな隔たりが出てくるんじゃないかと思っています。私は今後
食事の摂取による寿命の変化
が確実に起こるだろうと考えています。
日本人でもAA/EPA比率が10、15、20の人はたくさんいると思います。
オメガ6脂肪酸(リノール酸)の裏の顔
オメガ3とオメガ6は、どちらも体内で代謝される時に免疫や炎症反応を調整するエイコサノイドという物質を作り出します。
このエイコサノイドには、2つあります。オメガ3(EPA)からは炎症を抑えるもの、逆にオメガ6(アラキドン酸)からは炎症を促進するもの、が作られます。そう、これがオメガ6の裏の顔です。
オメガ6脂肪酸はどれも最終的には、アラキドン酸に変換されます。そこから炎症を促進したり、血液を固まりやすくするエイコサノイドが作られることになります。
多く摂れば、血栓症やガンなどの生活習慣病の原因にもなり、免疫システムの過剰な活動(アレルギー反応を助長することになる)につながると言われています。
オメガ6脂肪酸は不飽和脂肪酸とよばれる不安定な脂肪酸です。酸化や変性しやすいため、十分に酸化防止がされていないと、オメガ6脂肪酸としてではなく、有害な過酸化脂質やトランス脂肪酸として摂っている可能性があります。
オメガ3脂肪酸(α-リノレン酸)の効果
一方、α-リノレン酸は健康に役立つ働きがあります。
・アレルギーやアトピーの症状の緩和
・心臓と血管の病気、ガン(腫瘍)の予防効果が期待される
また、αリノレン酸は、免疫機能や免疫細胞をコントロールする(炎症を助長する)化合物の合成を阻止し、炎症を抑えます(反炎症作用)。
その仕組みを簡単に説明すると・・・
α-リノレン酸は体内でEPAに変換され、炎症を抑えるエイコサノイドを作ることで炎症を抑え、α-リノレン酸が炎症を助長するエイコサノイドの合成も阻止します。
また、炎症を引き起こす腫瘍壊死因子-α(しゅようえしいんし)とインターロイキン-1βという2つのサイトカインと呼ばれる物質の形成も阻止します。(サイトカインとは、ケガや感染などに反応して免疫細胞から放出されたタンパク質のこと)
他にも血管の柔軟性が改善されることから、心臓や血管の病気の予防にも効果が期待されています。
いいことづくめのオメガ3脂肪酸ですが、オメガ3(EPA)から作られるエイコサノイドはオメガ6とは逆に作用します。血液が固まらないようにするため、血管が詰まるのを抑えてくれるのは良いのですが、摂りすぎると血が止まりにくくなるといわれています。
オメガ6とオメガ3のバランスが大事な本当の理由
よく、オメガ6とオメガ3を5:1~10:1の割合で摂るのがいいと言われています。
ここでわかることは、いずれにしても大事なのはバランスだということです。そして、その背景にはオメガ6が過剰になりやすく、オメガ3は摂る機会が少ない、ということがあります。
またバランスが大事なのは、オメガ6とオメガ3が体内で代謝される仕組みとも関係があります。
これら両方の脂肪酸の代謝には同じ酵素が利用されています。そのため、両者の間で同じ酵素を奪い合うのです。オメガ3というお店とオメガ6というお店で同じ客を取り合っている状態です。
ですから、どちらかの規模が大きいともう一方の客足に影響を与えるということが起こります。つまり、どちらかの脂肪酸が多いともう一方の脂肪酸の代謝に影響し、その効果を妨げてしまいます。
オメガ6とオメガ3のバランスを改善する方法
栄養学では、オメガ6脂肪酸の摂取を減らし、オメガ3脂肪酸の摂取を増やすことが健康維持に重要とされています。これは、過剰な悪玉エイコサノイドの有害性を減らすのに必要だからです。
具体的には、
1.リノール酸を多く含む植物油を摂る量を減らす
2.α-リノレン酸とともに、EPAとDHAを増やすこと
栄養学ではこれが健康増進に必要といわれています(詳細は日本脂質栄養学会ホームページ)。
を摂る量を減らす、α-リノレン酸とともに、EPAとDHAを増やすこと、これが鍵です。
5月22日(土) 17:30より
ハート∞フル イベント
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花粉症 アトビー 心臓病 癌 認知症 などが現在の日本でこれほど増えた最大の原因は
食生活の変化
らしい。それはエイコサイドのバランスが変化し、今の日本には信じられないほどの病人と未病人がいる。確かに、ファーストフード店 ファミレスが街にあふれ、スナック菓子やケーキが食品売り場にあふれ、ラーメン屋 どんぶり物屋で、いつでも安く食べられる。サラダ油、マーガリンをたくさん摂取する。そんな現状を見れは、それは「至極当然」のことなのかもしれない。
それでもまだ、日本はましな方らしい。それは魚をたくさん食べるから。・・・
その中でも、沖縄の人々こそ世界に誇れる長寿の民族、世界中の研究機関から注目を集めている。
Dr シアーズ 博士も 沈黙の炎症 があるかないかの基準として
沖縄の人の AA/EPA比率を理想基準としている。 その数値は1.5だという
ちなみに アメリカ人11 うつ病人22 集中力欠陥症23 糖尿病起因の神経障害32 とのこと
アメリカ人はほとんどの人が、炎症状態にあるらしい。ただ、日本人も相当欧米的な食生活をしているから、日本人全体の数値はあがっているだろうと予測されている。
私が思うに、今後は日本人というよりも、こういう情報を知っている人と知らない人の間に、大きな隔たりが出てくるんじゃないかと思っています。私は今後
食事の摂取による寿命の変化
が確実に起こるだろうと考えています。
日本人でもAA/EPA比率が10、15、20の人はたくさんいると思います。
オメガ6脂肪酸(リノール酸)の裏の顔
オメガ3とオメガ6は、どちらも体内で代謝される時に免疫や炎症反応を調整するエイコサノイドという物質を作り出します。
このエイコサノイドには、2つあります。オメガ3(EPA)からは炎症を抑えるもの、逆にオメガ6(アラキドン酸)からは炎症を促進するもの、が作られます。そう、これがオメガ6の裏の顔です。
オメガ6脂肪酸はどれも最終的には、アラキドン酸に変換されます。そこから炎症を促進したり、血液を固まりやすくするエイコサノイドが作られることになります。
多く摂れば、血栓症やガンなどの生活習慣病の原因にもなり、免疫システムの過剰な活動(アレルギー反応を助長することになる)につながると言われています。
オメガ6脂肪酸は不飽和脂肪酸とよばれる不安定な脂肪酸です。酸化や変性しやすいため、十分に酸化防止がされていないと、オメガ6脂肪酸としてではなく、有害な過酸化脂質やトランス脂肪酸として摂っている可能性があります。
オメガ3脂肪酸(α-リノレン酸)の効果
一方、α-リノレン酸は健康に役立つ働きがあります。
・アレルギーやアトピーの症状の緩和
・心臓と血管の病気、ガン(腫瘍)の予防効果が期待される
また、αリノレン酸は、免疫機能や免疫細胞をコントロールする(炎症を助長する)化合物の合成を阻止し、炎症を抑えます(反炎症作用)。
その仕組みを簡単に説明すると・・・
α-リノレン酸は体内でEPAに変換され、炎症を抑えるエイコサノイドを作ることで炎症を抑え、α-リノレン酸が炎症を助長するエイコサノイドの合成も阻止します。
また、炎症を引き起こす腫瘍壊死因子-α(しゅようえしいんし)とインターロイキン-1βという2つのサイトカインと呼ばれる物質の形成も阻止します。(サイトカインとは、ケガや感染などに反応して免疫細胞から放出されたタンパク質のこと)
他にも血管の柔軟性が改善されることから、心臓や血管の病気の予防にも効果が期待されています。
いいことづくめのオメガ3脂肪酸ですが、オメガ3(EPA)から作られるエイコサノイドはオメガ6とは逆に作用します。血液が固まらないようにするため、血管が詰まるのを抑えてくれるのは良いのですが、摂りすぎると血が止まりにくくなるといわれています。
オメガ6とオメガ3のバランスが大事な本当の理由
よく、オメガ6とオメガ3を5:1~10:1の割合で摂るのがいいと言われています。
ここでわかることは、いずれにしても大事なのはバランスだということです。そして、その背景にはオメガ6が過剰になりやすく、オメガ3は摂る機会が少ない、ということがあります。
またバランスが大事なのは、オメガ6とオメガ3が体内で代謝される仕組みとも関係があります。
これら両方の脂肪酸の代謝には同じ酵素が利用されています。そのため、両者の間で同じ酵素を奪い合うのです。オメガ3というお店とオメガ6というお店で同じ客を取り合っている状態です。
ですから、どちらかの規模が大きいともう一方の客足に影響を与えるということが起こります。つまり、どちらかの脂肪酸が多いともう一方の脂肪酸の代謝に影響し、その効果を妨げてしまいます。
オメガ6とオメガ3のバランスを改善する方法
栄養学では、オメガ6脂肪酸の摂取を減らし、オメガ3脂肪酸の摂取を増やすことが健康維持に重要とされています。これは、過剰な悪玉エイコサノイドの有害性を減らすのに必要だからです。
具体的には、
1.リノール酸を多く含む植物油を摂る量を減らす
2.α-リノレン酸とともに、EPAとDHAを増やすこと
栄養学ではこれが健康増進に必要といわれています(詳細は日本脂質栄養学会ホームページ)。
を摂る量を減らす、α-リノレン酸とともに、EPAとDHAを増やすこと、これが鍵です。