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    スピーカー論

    「スピーカーとは難しいものだ。それは、スピーカーには必ず長所と欠点が裏腹にあるからだ」と思っています。

    大型スピーカー、その最大の長所は「スケール感のある音が出る」ということだと考えます。例えば、オーケストラを大型スピーカーで聴くと、その情景をいち早く脳の中に思い描けることができます。それでは小型スピーカーはどうかといえば、そのイメージは出にくいと思っています。

    その代わり、小型スピーカーは、"ボーカル帯域の小気味よい音楽を非常に切れ味するどく聴かせてくれる"と感じています。

    中型スピーカーは、全体的にまとまりがよく、どのような音楽でもかなり高いレベルで音楽を再生することができます。

    「そういう違いとはどこから来るのか」というと箱(容積)が一番関係しています。例えば、同じ13cmのスピーカーユニットでも、箱が大きいほど、低音が出ているように感じます。
    以前江川工房で、16cm用の箱に13cmのユピーカーユニットを入れた時、
    「非常に素晴らしい音が出た。」という記憶があります。

    スピーカーで一番難しいのは、楽器と違い、どのような楽器(声)の音もすべて1つのスピーカーから出さなければいけないと言うことです。

    1年前くらい、江川工房で「バイオリンスピーカーの試聴会」がありました。その時私は、「確かにバイオリンスピーカーでバイオリンの音を聴くのは良いが、バイオリンスピーカーでピアノの音はキツイ」と思いました。(当たり前の話です。でもバイオリン単体の音ならば、これにかなうものはないと思いました。)

    B2006-3-16.jpg



    最近、音を悪くしている原因は「スピーカーの箱が小さくなったということではないか。」と思っています。

    「スタイリッシュでスリムな洗練されたスピーカー」どこかのエステテックサロンのようなセリフですが、こんなスピーカーがやたらと目に付きますが、「見かけはよいけど、音はちょっと」と思うようなスピーカーが増えたようです。最近はフロアー型と呼ばれるスピーカーがずいぶん少なくなりました。

    世界一、音の良いスピーカー
    以前お客間から、「世界一、音の良いスピーカーてなんですか?」とい問い合わせがありました。私は言葉につまりましたが、「それは私ではわかりません。」と答えました。

    ただ私は思っていることがあります。
    「スピーカーも楽器ならば、音楽に合わせて使い分けよう」ということです。3種類くらいのスピーカーがあって、それぞれの音楽にあわせて、
    使い分ける、それがもっとも効率の良いスピーカーの鳴らし方ではないかと思っています。例えば1本100万円超のスピーカーを買うよりもコストが安くなる可能性があります。(ただし、試行錯誤し無駄な出費も増える可能性もありますが)

    エンゼルポケットでは S-520と白い自作スピーカーをメインに鳴らしていますが、今後はもう少し違うスピーカーを製作していこうと思っています。「世の中に無いならば、自分で作る。」これが一番手っ取り早そうです。「ダイアトーン DS-205のようなスピーカーを作ってみたいな」と思っています。

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