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    ユニコーンの測定。

    本日のテーマはユニコーンのネットワークについてです。
    ユニコーンとはエンゼルポケットオリジナル自作スピーカーのことです。制作者はエンゼルポケット店員 一ノ関 元一です。

    20060303141207.jpg

    「ユニコーン1のネットワークについて」.......一ノ関元一

    以前、メタルコーンウーファーはピーク(高域共振)の処理が重要と書きました。そこで、ユニコーン1のネットワークについて説明いたします。
    B2006-9-27-1.jpg


    図1)が、カタログに載っているフィルター例による周波数特性です。
    B2006-9-27-2.jpg


    図2)は、ユニコーン1のウーファー周波数特性。(共に実測)
    (注・図1の2kHz前の凹凸は、エンクロージャによるものですので無視してください。)

    これを見ますと、カタログのネットワークではそれなりにピークは落ちてはいますが、まだ残っているのが分かると思います。これに対してユニコーン1のウーファー周波数特性ですが、4.5kHzと6kHzと8kHzにあるピークが抑えられているのが分かります。実際に試聴しますと、カタログのネットワークは、高域にややピーキーさが感じられます。このためユニコーン1では、4次(24dB/oct)フィルターを元にしたオリジナルネットワークによってクリアな音質を実現しました。

    複雑なネットワークによる鮮度の劣化という心配があると思いますが、劣化は感じられませんでした。もちろん理論上はあり得るのですが、オーディオの設計はトレードオフだと思います。今回は、メリットがデメリットを大きく上回っていると感じましたので、このようにしました。

    ネットワークの弊害の一つとして、コイルの直流抵抗によるウーファーのダンピングファクターの低下があります。例えば、コイルを1個通過する2次フィルターと比べて、4次フィルターですと2個になります。しかし、8Ωで2kHzクロスの、2次リンクウィッツライリーのコイルは約1.27mHですが、4次リンクウィッツライリーですと約1.20mHと0.60mHになります。当然、値が小さいほど直流抵抗が小さいので、4次のコイルの抵抗値は、単純に2次の倍ではないということになります。

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