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    UNAMAS JAZZ 登場。

    以前「サラウンドの巨匠」という題材で、5回にわたりJazz生録をレポートしたことがあります。
    3月の話です。詳しくはこちら→ここクリック

    その時、いずれCDになって発売する予定です。と伝えていたのですが、それがやっと完成しました。
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    いや~長かった」と思っています。でも音聴いてみましたが、「素晴らしい」の一言でした。やはり、待ちに待って聴く音楽は最高です。
    また、このCD-Rの製作にあたり、(元ソニー・ミュージックエンタテインメント)間 孝次が1枚1枚手焼きしています。


    今日は沢口さんからの皆さんへのメッセージが届いていますので、ご連絡させていただきます。
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    UNAMAS JAZZのサウンドについて

    Mick Sawaguchi  UNAMAS JAZZ Engineer/Producer 沢口音楽工房


    JAZZという音楽と出会ってかれこれ40年になる。学生のころはタローやピットインの狭い空間でジョージ大塚トリオや日野菊池クインテットから山下洋輔トリオなどをうなるようなシンバルの下できいていたものだ。JAZZのスタジオ録音もいいが、私はやはりそのときにしかできないお互いのインスピレーションから生まれるマジックをLive演奏に感じている一人だ。サラリーマン新人で山形に勤務していたころTBMというレーベルが登場し神成さんというミキサーが作り出すサウンドに感動したものだ。時は過ぎ、2005年に三鷹駅前に作ったUNAMASで繰り広げられるミュージシャンの演奏は同じメンバーでもどれひとつとして同じストーリー展開がない!

    そのうちこうしたすばらしい時間をレコーディングという時間軸に固定しておきたいと思い数あるハードディスクレコーダー機種の中からスイス マージングテクノロジー社のPyramixというDAWと録音機材一式を買い込みお気に入りのミュージシャンのレコーディングを開始した。私のJAZZ Liveのイメージは、空間の情報もたっぷり含みながらそれぞれのミュージシャンの演奏が力強く記録できること。特にLive 録音では最もリスクの大きいWbsのサウンドをアンプの電気出力でなくそのままの生音で力強く記録したいという点に強くこだわった。私は長らくスタジオ録音という仕事に携わってきたが、LIVE JAZZのマイクアレンジはスタジオとは異なり初挑戦であった。最初の1年はUNAMAS内でのドラムのトップマイクの位置を探すのに費やした。スタジオでのマイキングをそのまま適用するとどうもいいバランスで録音できない。毎回位置をすこしずつずらしながら2006年12月の録音くらいからようやくタイコらしくなってきた。次はピアノである。ピアノは3種類のマイクを使い最終的には今のSanken Co-100kという大変素直なマイクに落ち着いている。
    いよいよ最大の課題Wbsである。通常UNAMASでは左にピアノ右にドラムスという真ん中に挟まれて一番音の小さいWbsが演奏している。しかもお互いが寄り添うように演奏しているためピアノとドラムからの音のかぶりは相当なレベルとなる。通常の録音ではこれを嫌ってWbsに取り付けたピックアップの電気出力を利用してベストなバランスを作り出すのだが、私はこれをやらないで生音だけでどれだけベースが生きるか!に挑戦したかった。これも毎回異なったマイキングとマイクをセットし、先達の意見もいただきながらこれも2007年1月くらいからようやく今の形で落ち着いてきた。このヒントは古くて新しい音響変換機リボンマイクの登場が大きな貢献を果たしている。

    こうしてセットしたそれぞれのチャンネルは16トラックでPyramix DAWに録音しそのハードディスクが我が家のMixdown roomのPyramixに装着されて最終マスターが完成する。CDマスターの完成まですべてがこのPyramixというDAWの中で完結するため信号は大変すなおにオリジナルの鮮度を維持したままマスターが完成する。これをあたかも手焼きせんべいのように一枚一枚CDへ記録していくのである。これはとても時間と手間とコストのかかる作業であり大量生産という資本主義にはなじまない工程である。しかし、私は同じ演奏が一度として行われないミュージシャンのマジックに敬意を表しこうしたテーラーメイドの形で音楽愛好者の皆さんへJAZZの熱気を提供できればと考えている次第である。マスター以降の工程についても元信濃町スタジオの録音部長間さんが様々な経験を投入して丁寧なCD盤ができあがっている。まさにアートとソフトとハードがいい関係で結実した結果ではないだろうか。

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