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    エンゼルポケット アーカイブ

    先日A&Vヴィレッジ時代の原稿を整理していたら、面白い原稿がたくさん出てきました。
    そこで、「これはいっちょブログに掲載してみよう」と思いました。
    これが今回の企画「エンポケ、アーカイブ」です。今後ときどき掲載していきたいと思います。
    本を読んでいた方も、「あ、久しぶりだな」とか思う知れませんし、「そういえばすっ飛ばしていた」という方も、ぜひ読んでみてください。本を買っていなかった方はさらにお得です。爆)

    下の原稿は西出さんが3年くらい前?に書いたものだと思います。下の文章を読んでみて、今でも新鮮な感じがしませんか。

    ついに解明されたか!? 電源の秘密  テキスト/西出 晃

    AC電源の様々な謎は電力会社や計測業界のみならず、オーディオ愛好家や電気を趣味で使う人たちにとって長年の謎でした。
    電源によって何故音が変わるのか?
    同じ機材でも家によって何故音が違うのか?
    電圧は適正なのに何故ワークステーションやサーバーが不安定になるのか?
    など 様々な疑問がありました。

    CADやサーバー設置の際に電源を含めた多くの問題の解決には従来はレコーダーが欠かせませんでした。
    多くの事象は不具合発生となる電圧の変化でトリガーをかけ記録することが可能でしたが、そもそも 電圧低下だけが不具合原因ではなくその逆もあり、サージの高圧で機器が壊れたり、高調波で機器の特性が変わったり様々なことがあります。
    しかしながら レコーダーではそのほとんどが 波形だけの記録ですから ガン検診のレントゲン写真のように 長年経験を積んだ専門家が見ないと原因を特定したり、病気を発見したりするのは難しいのと同様専門家でも特定は難しかったのが現況です。

    今回我々が提唱する電源の総合測定はこれらの現象をビジュアルにわかりやすく測定するための測定です。単一現象ではなく、電流電圧歪みなど同時にリアルタイムで総合的に測定そして判定することが可能となりました。

    たとえば 家庭の電源ケーブルによる音の違いのデータ測定をしたいと思っても 総合的に測定することは不可能で;抵抗値や実際とは異なる周波数でのインピーダンス測定をすると言ったことから推測するしかありませんでした。
    しかし この測定器では 実際の電圧周波数でそのまま活線状態で測定ができます。
    一般に電気の現象は直流や交流でも単一の項目だけでは実際の動作状態ではないため、実際の動作と同じような特性を示す動特性の測定を行わなければそのほとんどは直接的な意味を持ちませんでした。また壁内に入っている線路を調べると言うことは普通の状況では無理です。

    今回私たちが提唱する測定ではそれら様々な単一特性でしか測れなかったものを同時に測定し、なおかつ解析までできる測定器です。また測定した結果を基に専門のスタッフがその解析を行い問題の特定や電源に関するアドバイスを行います。高度なマニアの方には、ご自身の手で安価に測定していただけるよう、これらの機材のレンタル含め準備検討中です。

    さて 今回一番重要な測定である 電源ラインを測定してみました。
    見ての通り、専用回路と 一般のものでは負荷をつないだときの電圧降下だけでなくノイズ変化の大きさが全く違います。専門的評価をするまでもなくこれでは良い音は望めないでしょう。そもそも まともに動作すらしないかもしれません。今回はある程度きちんとした電源ですのであまりノイズやドロップも大きくない方ですが、不安定な家庭用電源の場合、電圧ドロップが10Vにも上りますと機器の動作が不安定になることさえあります。

    B2008-1-10-1.jpg

    専用電源を引いた場合 平均電圧102V程度 ノイズ0.5V程度

    B2008-1-10-2.jpg

    100V家庭用電源 平均電圧97V程度 ノイズ3.0V程度

    B2008-1-10-3.jpg

    高調波測定例(家庭用電源は様々なノイズが混じり完全な正弦波ではない)

    さて 家庭の壁コンセントの状況が解ったあとは、必ず使うと思われる テーブルタップについても測定してみましょう。
    今回わかりやすくするために 一般市販の3mのテーブルタップを使いました。

    B2008-1-10-4.jpg


    負荷はノイズなどが乗りにくい様に一般の電気ストーブを使っています。モーターなどの誘導体やスイッチングをする機器では悪い状況になるはずです。テーブルタップを使った測定と接続なしで測定したものとを比較しました。無負荷での電圧測定だけでは得られない波形の測定ができました。電圧降下した実効値電圧だけでなく変化の際の瞬間の波形も記録されます。これを見れば直ぐに解るのですが、テーブルタップを使い機器を接続していますと、大きな電流変化があった場合にその電圧変化は他の機器に影響します。

    大きな電流変化がある機器は壁コンセントから直接とるのが望ましいのです。
    B2008-1-10-5.jpg


    機器の内部には平滑コンデンサーがありますが、電圧降下時に大きな電流を消費するものがありますと不安定にならずとも、供給電力が一瞬不足することは容易に想像できます。また 電圧の急峻な変化は同時にノイズ放射につながりその影響も無視できないでしょう。従来から アンプはA級動作が良いと言われているのにも理由があると思います。
    このような電流変化に対して追従するために最初から最大電力分を消費しているA級がその一瞬だけのために電力を消費するB級より音質が良いのはこんな理由があるのではないでしょうか!?

    今回このような測定を通じて、今まで手探り状態で良い音の追求をしていたものをもっとわかりやすくそしてよりよい音の近道となる 電源関連の測定を提唱いたします。



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