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    エンゼルポケット アーカイブ その6 (セイシン合金)

    イベント情報

    4月12日(土)
    OjiSpecialイベント
    内容:アンプの試聴 3種類のアンプを比較試聴します。また飛び入りで、
    OjiSpecial改予定の真空管アンプも登場する予定です。 お楽しみに。

    今回はノーマルを聴きます。次回改造版です。



    アブソーバー・スクリューの応用
    (実践編 その20:VRDS-25XSの音質改善)

    万木 雅一
    □はじめに
     先日、相島技研を訪れたら、お客様からの対策依頼でティアック製のCDプレーヤー:VRDS-25XSが届いていた。 制振対策する前にまずは音を聞いて見たら、解像度が高く、芯のある好ましい音が聞こえてきた。 定価で25万円もする機種であるため高音質なのは当たり前であるが、最近聞いた中でも上位にランクされる音なのである。 制振対策マニアにとっても、俄然ハッスルする作業になりそうな予感がしたのである。
     P-0の流れを汲むVRDS-25XSは、メカや筐体がしっかりしている。 そのため、ここにこだわった分、出てくる音も芯があり解像度が高いものになっているのであろう。 制振対策を行えば、どんな機種でも2ランク以上のレベルアップが期待できるが、このVRDS-25XSは素性が高いので、どの位の改善が図れるのかが楽しみである。 それでは相島氏と共に対策にかかる事にした。
     今回、制振対策を行った箇所は定石通り:1.電源部(電源トランス、電解コンデンサーと電源基板)、3.メカ部、4.デジタル・アナログ基板、5.クリスタルの交換、6.筐体周り、である。 それでは、順を追って説明する。
     
    □電源部(電源トランス、電解コンデンサー、電源基板)の制振対策
     電源トランスの制振対策は、下にパンチングベルトのM5を切って敷き(写真下)、
    B2008-2-30-1.jpg

    上部から制振合金製M4×15ネジとスプリングワッシャーWS4を使って固定した。 この方法が今までの経験からベストである。 さらに、トランスケースの鳴きを少なくするために、粉体シート(SPS-01A4)を切ってケースの上部に貼り付けた(写真下)。
    B2008-2-30-2.jpg

     この粉体シートは使い道が多くあるし、比較的安価なので使いやすい。 トランスや電解コンデンサー、筐体等、色々な場所で活躍する。
     次に電源基板のレギュレーターIC(4個)にツァウバーディスクφ5を貼った。 ここも重要な箇所である。 この機種の場合、基板の固定がタッピングネジなので、ネジは変更せず上下にスプリングワッシャーWS3と平ワッシャーW3を挿入した。 基板の固定には、上部にスプリングワッシャー、下部に平ワッシャーがベストだ。
     電解コンデンサーには上部にツァウバーディスク・オーバルを貼り、周りには粉体シートを巻きつけた。
     いつも言っているが、電源トランス、電解コンデンサー、電源基板(ダイオード、レギュレーターIC)は大きな震動源でもあり、この制振対策は必須項目である。 ここをしっかり対策するだけでもすばらしい音質改善になる。 具体的にはS/N比が向上するため、解像度が上がり、音が安定するのである。

    □メカ部(ターンテーブル、クランパー)の制振対策
     VRDS-25XSはメカがしっかりしているのが特徴だ。 クランパーはディスク全面を押さえる構造になっている。
     ここの対策は、ターンテーブルにディスク・アブソーバー(DSA-3002)を両面テープで固定し
    (写真下)、
    B2008-2-30-3.jpg


    クランパーの上部3箇所にツァウバーディスクφ10を貼り付け(写真下)、
    B2008-2-30-4.jpg

    両面からの制振対策を行った。 その結果、クランパー部の固有振動を抑え、最終的にディスクの不要な振動を少なくする仕組みを作るのである。
     次に、クランパー部を固定している部分にもスプリングワッシャーWS3を挿入し、万全を期した。 これらの制振対策でS/N比の向上と音の分解能向上ができるのである。

    □デジタル・アナログ基板の制振対策
     回路基板はデジタルとアナログ回路が1枚で仕上がっている。 回路的には上手くデジタル部とアナログ部が分離されており、相互干渉を最小限にする取り組みがなされている構造だ。 制振対策は、各IC上部にツァウバーディスクφ4を貼り付け、基板の固定は電源基板と同様に、上部にWS3を、下部にW3を挿入した。 また、最終段のリレー上部には粉体シートを切って貼り付け万全を期した。 凝ればまだ多くの対策方法が考えられるが、時間とコストの関係を重視してここまでにした。 これらは誰でもできる制振対策であるからだ。

    □クリスタルの交換と制振対策
     最近クリスタルの交換(発信周波数精度の向上)は必須項目になりつつある。 出てくる音がスムーズになり、解像度の向上にも繋がるからだ。 今回も更なる対策として、クリスタルにツァウバーディスク・オーバルを貼り付け(写真下)、
    B2008-2-30-5.jpg


    制振対策の徹底をはかった。 参考の為にクリスタルの発信周波数は18.432MHzである。

    □筐体周りの制振対策
     最近、相島技研に持ち込まれる改造として、底板をコーリアン(特注:t=13mm)に交換する依頼が増えている。 デュポン社の人工大理石であるコーリアンは、もともと振動吸収能力が高く、色づけも少ないため、底板にはうってつけだからである。 また、制振合金「M2052」との相性も良いため、お勧めしたい改造だ。
     今回も足は制振合金製のSA-2510bに交換した。 さすがにコーリアンの底板と制振合金製の足の組み合わせはS/N比が向上し、どっしり安定した低音域も同時に得られるのが嬉しい。

    □音質の比較
     制振対策前も安定した好ましい音質であるVRDS-25XSであるが、対策後の音質は更に磨きがかかり、まさに感動的とも言える音質になったことを報告する。 対策前はややもすると高音域のキツさが見受けられることがあったが、制振対策後はより自然になり、高音域が伸びる方向になった。 また、低音域も自然に伸び、ベースの音階がより明確になったのである。 その上、S/N比が向上したため、スピーカーを意識することなく、特に奥行き方向の空間が広がり、楽器の音と周りのエコー成分との分離が明確になった。 上下左右方向の空間もより自然に広がり、オーディオ的表現と言うより、音楽的な表現が心地よい方向になったのである。 ベースとなる本機の性能が高い分、制振対策後の音質向上も、より明確に現れる結果となったのがとても嬉しかった。 これなら投資する価値は十分にある。

    □終わりに
     いつもながら、制振対策後の結果を聞くと満足感に浸れることが嬉しい。 長年この作業を行っているが、今まで失敗した例は一度もない。 音楽を心地よい気持ちで聴くことができるのが何よりなのである。



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