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    エンゼルポケット アーカイブ その8 (セイシン合金)


    最近本当に PCを使用したオーディオが増えてきているようです。
    DPATを最初導入した当初は、実に色々な人から色々なことを言われたのですが、私自身はハッキリ言って

    100% こうなる

    と考えていました。IPOD(アイポッド)がこれだけ普及したのも

    すべてあたりまえの話です。

    でもそれは、レコード会社やAV機器メーカーの欲のために起こった結果なので仕方ないと考えています。その最大の理由は 、CDをコピーさせないように誘導してきたからです。

    大自然の摂理とは だった1つだけ

    右と左のバランス調和

    要するにコピーさせないようにすればするほどコピーする人が増えるという単純なことに気が付かなかっただけなのです。詳しい理由は追々書いていきたいと考えています。


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    アブソーバー・スクリューの応用
    (実践編 その29:パソコンの制振対策)

    万木 雅一
    □はじめに
    今回は手持ちのパソコンの制振対策を行ってみたので報告する。このパソコンはちょっと古いがe-machines製のモデルJ4686(Pentium2.6GHz)で、以前、標準の160GB HDD(ハードディスク)に追加の160GBHDDを組み込む時、両方とも(株)セイシン製のHDDスタビライザー(HDS-10E03:@¥2100)を使ってみた。HDDスタビライザーを使うと、10%以上のシークタイム向上が見られ、特にフラグメントしたデータには有効であった。また、ディスクがシークする時のカリカリ音も減少され、快適なパソコンに変身できた。(HDDを組み込む時に、HDDスタビライザーをHDDの側面に貼り付け、そのままトレイにマウントするだけ)
    ところで、最近のパソコンはコストを下げるために、シールド(静電シールドや電磁シールド等)対策に力を入れておらず、この機種もパソコンの近くで携帯電話をすると、バズ音が大きく入ってしまう。また、基本的に音声のS/N比があまり良くなく、DVD等の鑑賞時に不満を感じていた。
    今回この音質対策を、最近好評の制振合金粉末塗料「SPI-015S」を使い実験してみた。この粉体塗料には、制振合金粉体の制振効果に加え、静電シールド効果のあるファインカーボン粉体と、電磁波吸収効果のある粉体が混ぜてあるので、同時に相乗効果が発揮される事と考えられる。また、今までの経験から画質についても向上する可能性が大きい。それでは実験に入る。

    □分解
    B2009-1-17-1.jpg

    写真は分解後の中身だが、パソコンの側板は2本のネジで外れるので簡単に分解できた。中を見ると、HDDに繋がるフラットケーブル、DVD±RWドライブにも長いフラットケーブルが見える。フラットケーブルは便利な存在だが、シールドされていないため、容易に外部からのノイズが入りやすい。特にパソコン内部には色々なデジタル信号が同居しているため、ノイズの影響は無視できないはずだ。是非対策したい部分である。
    次に、CPUは大きな放熱器が付けてあり、その上に冷却ファンまで取り付けてある。この部分は少し面倒なので、次回に対策する事にした。
    LSIやI/O部もノイズ対策を無視できない。今回ここはできるだけ対策する事にした。

    □フラットケーブルの制振対策
     B2009-1-17-2.jpg

    はHDD用のフラットケーブルに制振合金粉体塗料「SPI-015S」を塗布した所だ。できればケーブルの両面に塗布するのがベストだが、今回は片面のみにした。このケーブルはマザーボードから延長されるために、全長300mmぐらいある。この長さだとノイズの影響は避けられないはずだ。塗布にはケーブルを外してから行った方がスムーズに塗布できる。今回は綿棒を使って塗布してみた。綿棒だと少しむらになるが、見えない部分なので構わない。5分もあれば塗布完了だ。
     次に、DVD±RWドライブの方も200mm程のフラットケーブルで接続されている。ここも、ケーブルを外して片面に粉体塗料を塗布した。これも5分ぐらいで完了。
     粉体塗料は乾くのに時間が必要なので、塗ってから少なくとも1時間は放置してからケーブルを接続するようにしたい。待っている間に次の作業を行うと効率が良い。
     オーディオ・ビデオ機器の場合は、フラットケーブルの対策が絶大な効果を発揮する。特にCDやDVDドライブ内(レーザーピックアップ部)の接続部は微信号を扱っているので効果が高い。今回のHDDやDVD±RWの信号は5Vであるから、ドライブ内ほどは効果が少ないかも知れないが、長いケーブルのため対策後には必ず効果が見られるはずだ。

    □I/O部の制振対策
     この機種のI/O部コネクター等にはシールドケースが取り付けてある。このケース部に粉体塗料を塗布してみた。これは消極的だが、少しは効果が出そうだ。

    □LSI等の制振対策
     マザーボードに乗っている主要LSIの上面に粉体塗料を塗布した。この粉体塗料「SPI-015S」はカーボン入りで導通性があるため、LSIのピンに付着しないように慎重な作業が必要だ。あまり周辺部には塗らずにおくのが秘訣である。今回は、大型LSIを中心に7個分塗布した。
     また、クリスタルが3個あったので、ここにも上面に粉体塗料を塗布した。クリスタルの制振対策は効果があるはずだ。(下記写真参照)
    B2009-1-17-3.jpg

     LSI等の塗布は、オーディオ・ビデオ機器ではすばらしい効果が発揮されたが、パソコンではどのような効果が出るのか楽しみである。

    □画質音質の確認
     まずは気になっていた携帯電話の影響であるが、スピーカーに耳を当てる程近づけないと聞こえないレベルになった。ヘッドフォンで聞くと分からないレベルになっているので、これはスピーカーの問題のようだ。スピーカーのボイスコイルへ直に飛び込んでいる様子である。この対策は別途行うことにする。
     次に音質であるが、S/N比が確実に向上している。映画等の無音部が以前より静かになっているからだ。音質的な改善はトゲトゲしさが減少し、高音域が澄んできた。また、低音域も伸びて、今まで聞こえなかったベースの音階が表現されるのにはビックリした。これは何時もの制振対策後の傾向と同じである。
    ソースはHDDに記録したものと、DVDドライブからのソース両方で試したが、どちらも同じ傾向の効果である。これは、フラットケーブルの対策が功を奏しているからであろう。
     画質にも効果があった。映画等の暗いシーンの暗部のS/N比が向上している。解像度も少し向上している様子だが、色乗り感はすばらしく良くなった。これは、S/N比も向上した相乗効果であろう。この向上ぶりは以前のプロジェクター対策と同じ傾向を示した。
    どうもこのSPI-015Sは画質改善には効果絶大である。制振合金粉体と同様に電磁波吸収粉体も効果が高いと考えられる。

    □終わりに
    パソコンへの粉体塗料塗布の実験は、すばらしい成果が得られた。音響機器に比べても、負けず劣らずの画質・音質改善ができたのがとても嬉しい。
    今回はあまり時間をかけずに実験を行ったが、パソコンと言えども、制振対策(+静電、電磁シールド)は無視できない事が分かった。この結果をベースに、もっと細部の対策を行えば、更に音質・画質が向上すると考えられる。
    皆様も是非お試しあれ!

    「虫の音と 秋の夜長を しみじみと 一人楽しむ 映画鑑賞」

    ではまた。

    エンゼルポケット アーカイブ その7 (セイシン合金)

    この原稿は05年7月の書かれたものです。現在ではSPI-015Sは製造販売されていません。
    もし、下の記事を読んで「自分でもチャレンジしよう」と思われた方は

    SPI-015S MK2 をご使用下さい。


    B2009-1-12-4.jpg


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    アブソーバー・スクリューの応用
    (実践編 その28:ヘッドフォンの制振対策)

    万木 雅一
    □はじめに
    今回はヘッドフォンの制振対策の実験を行ったので報告する。機種はソニー製の100KHzまで帯域があるMDR-SA3000である。定価は¥38,750(税込み)と少し高価だが、開放感のある爽やかで繊細な音質が特長だ。
    今回の制振対策は、新しく発売された電磁波防止効果のある制振合金粉体塗料「SPI-015S」を主に使用した。ヘッドフォンは小音量のスピーカーであり、電気信号を音波に変換する重要なトランスデューサーとして捉える必要がある。ここの不要な振動を少なくできれば、原音に忠実な再生音が得られることになるので、制振対策は必須の項目として考えたい。

    □分解
    B2009-1-12-1.jpg

    写真は分解後である。分解にはイヤーパッドを外してから4本のネジを緩めて行う。分解にはちょっとコツがいるが、慣れれば簡単だ。ケースを外す時に、力余って電線を切らないように慎重に行いたい。
    中央の白い部分が中心の空気抜きのフィルターで、その周りのリングが磁石になっている。周りの黒っぽいフェルトも背面の空気抜きフィルターである。

    □磁石部の制振対策
     始めに磁石部の制振対策を行う。トランスデューサーの磁石部は、振動板の反作用で逆位相に動いてしまう。この逆位相の振動が音質を劣化させる原因にもなっている。制振合金はここに使うと仮想デッドマス的な作用を発揮し、音の立ち上がりを自然な形に持って行くことが可能だ。そこで、ツァウバーディスクΦ5を5枚、両面テープで貼り付けてみた。

    B2009-1-12-2.jpg

    このちょっとした対策でも効果が出るはずだ。それは、ヘッドフォンは微小な音量で駆動されるため、トランスデューサー自体もそれ程大きな振動を発生していない。そのため不要な振動エネルギーの絶対量も少ないのである。そこでツァウバーディスクΦ5でも十分だと考えたからだ。分解してから要した時間は15分程度。
     まずはこの時点で音質チェックを行って見た。対策後の結果は:予想通り、音の立ち上がりが自然になり、キツさが減少した。弦楽器の繊細感と余韻が自然になり、柔らかいが芯のある音が得られた。音粒の間の静粛感も高まったのは、S/N比が向上したからであろう。このままでも満足であるが、更なる音質向上に向けた対策を行うことにする。

    □ケース部の制振対策
     今回は制振合金粉体塗料のラインナップでも評判の高いSPI-015S(制振合金の粉体+ファインカーボンの粉体+電磁波吸収効果のある粉体の相乗効果)をトランスデューサー周辺のケース部に塗布してみた。

    B2009-1-12-3.jpg

    写真では分かりにくいと思われるが、トランスデューサーが取り付けられているケースの全面に粉体塗料を3度塗りで塗布した。塗布した面はヘッドフォンの内側なので、組み立て後は外観上の問題が無いので有り難い。ついでなので、線材も接続部の付近に粉体塗料を塗布した。
     ヘッドフォンの場合はケースが耳に近いため、ケース部の不要な振動から発生する音が聞こえやすい。今回の制振合金粉体塗料は、この不要な振動を少なくするためには、すごく効果が出るはずだ。写真でも分かるように、ケースは複雑な形状なので、ツァウバーディスク等の対策がやりにくい。その点、粉体塗料はどのような形状にも対応して塗布できるので有り難い存在だ。塗布に要した時間は30分程度だ。
     最後に、塗料が乾くのを待って(2時間程度)から組み立てた。

    □音の確認
     今回は友人のT氏に試聴を行って頂いたので、その結果を報告する。
    1. Waves(波の音):塗布後の方が波の粒が細かい。波の引き際で砂に海水が染み込んでいくような音が繊細に聴こえる。
    2. 無伴奏チェロ組曲第一番/バッハ(藤森亮一:チェロ):塗布後は、チェロの弦周囲にまとわりついている付帯音が減少し、音像が引き締まる。これにより無音の部分での空間が広く聴こえ、よりゆったりと聴くことができた。
    3. Deep Night(ピアノトリオ:Takashi Ono):ハイハットやシンバルを叩くスティック音と、ピアノの打鍵音がスッキリと明解に余韻まで伸びるようになる。
    4. You'd be so nice to come home to(Art Pepper):塗布前ではペッパーのリードと口元が少しボヤケ気味。フィリージョー・ジョーンズのブラッシュワークもブラシの先が太い。塗布後ではペッパーの口元が引き締まる。また空間に漂うアルトサックスの余韻(残響)がわかる。
    5. Star Eyes(Art Pepper):塗布前ではどうも物足りなく感じたペッパーの出だし控えめな吹き方だが、塗布後ではそこにキレイな余韻を感じる。

    □終わりに
    音の確認でも分かるように、見違える音質改善ができた。制振合金粉体塗料SPI-015Sの持っている「制振合金による制振効果」「ファインカーボンによるシールド効果」「電磁波吸収による効果」の総合力も侮れない。特にトランスデューサー周辺には電磁波の影響が大きいと思われるため、SPI-015Sの特長が発揮されたようだ。読者の皆様もヘッドフォンの1個は持っているであろうから、是非試して頂きたい。

    「晴れやかな 雲のたなびく 夏空に 暑さ忘れて 聞き入る波の音」

    ではまた。

    エンゼルポケット アーカイブ その6 (セイシン合金)

    アブソーバー・スクリューの応用
    (実践編 その27:真空管式コンデンサー・マイクロフォンの制振対策)

    万木 雅一
    □はじめに
    今回は真空管式コンデンサー・マイクロフォンの制振対策を試みた結果を報告する。実験に提供して頂いたマイクロフォンはStudio migmigの佐藤氏所有のもので、RODE社製Model:NTKでオーストラリア製である。価格は1本約5万円で、それ程高価ではないが、大型のカプセルを持っており、重量感のある繊細な音が特長だ。最近録音関係者には評判が高く、使っているユーザーが次第に増えているようだ。実際の対策は、相島技研とStudio migmigの佐藤氏と共同で行った。


    B2009-1-10-1.jpg

    □分解
    上記写真は今回実験したマイクの外観である(収録時)。マイク本体と電源部に別れている。ボディーを回して外すと回路基板と真空管が見える。また上部のネット部のネジを外すと、マイクカプセルが見える
    B2009-1-10-2.jpg

    。この機種は分解が簡単で有り難い。

    □マイク本体の制振対策
     マイクロフォンの制振対策は初めてだが、今までの経験から1.カプセル部、2.基板部、3.真空管、のそれぞれを制振対策してみた。
    1.マイクカプセルはゴム製のマウントで支えてあり、カプセル部の枠はM2のネジ4本で固定されている。本来はネジを交換したかったが、合うネジがないので、W2のワッシャーを挟むことにする。
    2.次に基板部の固定にもW2.6のワッシャーを挟み固定し直した。更に電解コンデンサーには角型のツァウバーディスクIC(新製品)を3枚貼った。
    3.最後に真空管のソケットにツァウバーワイヤーΦ1.2mmを2重に巻きつけ、真空管の不要な振動を防止した。
     まずはこの時点で音を聴いてみた。マイクを手で持って声を出してみると、低音域のこもり音が減少し、高音域の抜けが良くなっている。1枚以上ベールを外したような印象の音だ。マイクロフォンは音波を微細な電気信号に変換するトランスデューサーであり、ここの不要な振動を低減することが音質向上の決め手になるはずである。カプセル部、微細な信号を扱う信号基板、真空管、を制振対策することによって、不要な振動を効果的に除去できる。

    □電源ボックスの制振対策
     次に電源ボックス内の1.基板、2.トランス、の対策を行った。

    B2009-1-10-3.jpg

    1.基板の固定部分にW3のワッシャーを下に敷き、ネジも制振合金製M3×6に変更した。
    2.この機種はトランスが基板上に乗っているので、トランスを固定している上部の板の間に、パンチベルトのM5(板厚1mm)を挟み、振動低減を試みた。念のためネジも制振合金製M3×6に変更した。
     この段階でまた試聴したが、もう一枚ベールが取れて、高音域の抜けが良くなった。これは解像度が上がった証拠だ。低音域も音に締りが出てきて、音に安定感が出た。この音質なら良い音で取れそうな期待が持てる。何時もながら、電源部の制振対策は重要な要素である。

    □録音現場で音の調整
     Studio migmigの最新録音(荒谷氏のギターソロ)に立会い、セッティングを含めて音の確認を行った。

    B2009-1-10-4.jpg


    前記の改造に加え、マイク本体のケースにも制振合金の端材を貼り付けたりしてみたが、今までのマイクに比べあまりにも変化が有り過ぎたので、端材は外して録音した。今回の録音はDSD(スーパーオーディオ)のマルチチャンネル(8ch)レコーダーを使い、今回改造したマイクをメインの左右に、センター用にAKG1本、リアの左右にBKを2本使い5chで録音した。マスタリング時にエコー成分を調整できるからである。
     すべてのマイクには制振合金製のマイク変換ネジを1組づつ使用し、リア用のマイクには、制振合金製のステレオバーも使ってみた。スタンド等にはインシュレーター「RASEN」も活用し、全体の音のバランスを整えた。音の確認はヘッドフォンを主に行ったが、ご機嫌な音で取れている。

    □マスタリング時の試聴
    マスタリングの最中にStudio migmigに伺い、バランス調整された音を聴いてみた。ギターの繊細な高音域もさることながら、中音域、低音域もクリアーで芯のある音が再現されている。リアマイクのバランスも臨場感とホール空間の響きが適度に加わり、実に生々しいギターの音である。演奏者の息遣いも生々しく収録されている。今度発売(8月20日予定)されるディスクはスーパーオーディオとCDの2層になる予定である。発売が今から楽しみだ。

    □終わりに
     今回初めてマイクロフォンの制振対策にチャレンジしたが、結果は上々であった。CDプレーヤーやアンプに比べて、制振対策による変化が激しいため、始めは面食らってしまったが、最終的な音を確認して満足している。
    マイクロフォンは微小信号を扱うため、慎重な気遣いを必要とするが、少しの制振対策で見違えるほどの音質改善効果が得られたのが嬉しい。
    以前から録音時の音の重要性を叫んでいるが、今回踏み込んでマイク自体の制振対策を行った経験が、これから役に立ちそうだ。また、今回はDSD録音でもあったため、良質なマザーが収録できたので条件的には最良であった。今後、このようなアプローチを推進して行きたい。

    「ギターソロ お酒片手に しみじみと 庭の紫陽花 愛でる音かな」

    ではまた。


    この原稿は05年5月の書かれたものです。

    セイシン・スタビライザー・シート  

    今日はテーマはセイシン・スタビライザー・シート です。
    その前に

    エンゼルポケットニュース

    1. 7周年を記念してさまざまなおトクな特別企画をこちらでご紹介させていただきます。

    1. 4月23日(水)~4月27日(日)
    大バーゲンセールを実施します。

    a 健康食品は最大で30% OFF 
    b オーディオアクセサリーも 10~15% OFF
    c. CDも最大で10%OFF

    残り1日となりました。 

    2..DPAT-AVは売れてしまいました。←あっという間でした。

    3.井上先生のイベントは突然の都合により中止となりました。
    3/27(日) 17:30 井上良治イベント ← 中止



    セイシン・スタビライザー・シートについて。

    ある時一本の電話が。

    「今回開発したものは、あまりにも凄すぎますよ。」その電話の主は、セイシンエンジニアリングのオーディオ部門担当の間さんという方です。
    普段そんなに、興奮をするようなタイプの人ではないので、私としてもちょっとビックリしました。

    「とにかく今から、エンポケ行くから予定大丈夫ですよね」と言われ、あまり考える暇もなく「今日は大丈夫ですよ」と思わず返事をしてしまいました。

    それから約2時間後に間さん登場。

    B2008-3-8-1.jpg


    「どこかで見たような」と思われる方もいるのではないでしょうか。
    以前 サラウンドの巨匠 という題材でこのブログに書いた時に沢口さんのお宅に訪問したとき一緒に行った方です。この方元元ソニー・ミュージックエンタテインメント。今はもう無い信濃町スタジオに長年出入りしていた方です。

    早速テストしていただきました。今回私は審査員のようなものです。←ちょっと偉そう

    視聴ソフトは水月情縁 。とっても可愛らしい声が魅力的です。


    まずリングをはがします。
    B2008-3-8-3.jpg


    ディスクをトレーに入れたままでセンターでディスクを固定している部分を利用してリングをディスクに貼付けます。(こうするときれいに貼れます)
    B2008-3-8-2.jpg

     
    表面がきれいにはれました。
    B2008-3-8-4.jpg



    今度は同じよう要領で裏面を貼ります。

    B2008-3-8-9.jpg



    そしていざ、ミュージックスタート。

    ぎょえー

    なんでこんなに変わるの。すげー

    本当は音楽を聴く前は、少し疑っていたのです。「だって1205SPの方がいいに決まっているよ」と思っていたからです。

    でも、こんなシートが別次元の音の世界に連れて行ってくれたのですから、ビックリ仰天でした。


    それでも疑り深い私は。さらに視聴ソフトのチェンジを要求。

    セリーヌ・ディオンです。
    B2008-3-8-5.jpg


    B2008-3-8-6.jpg


    少しハイ上がり気味な音が見事に改善されています。

    そこで、今度はエンポケグッズ新製品を間さんにもテストしてもらいました。

    そうです。 れでぃーすぅーです。

    B2008-3-8-7.jpg


    私は写真撮影のため、本間さんに拭き拭きをお願いしました。
    B2008-3-8-8.jpg


    そして 3人で視聴。

    さらにいいね。

    と間さんがさりげなくいいました。 実は月曜担当の本間さんは、元デノン。「かつてオーディオ全盛期では宿命のライバルだし、会社によって好み違うのか」と内心思いながら、本間さんにも聴いてみました。「さらに音に潤いが出たね。相当いいね」と言っていました。

    この2つのコラボは凄まじいです。

    「リングの中にある余ったシートはいろいろなところに使用できます」と
    間さんが言っていたので、早速実験しました。
    B2008-3-8-10.jpg


    いろいろ鳴きを抑えて良いだろう。と思う部分はたまやのツィーターなのでそこに貼りました。
    貼る場所を決めたのは本間さん。コンコン叩きながら、一番よさそうな場所を探りました。

    実際に貼ってみると。


    「うーん素晴らしい。」

    3人とも同じ意見でした。



    セイシン・スタビライザー・シート  これはちょっとあり得ない素晴らしい製品です。






    エンゼルポケット アーカイブ その5 (セイシン合金)

    アブソーバー・スクリューの応用
    (実践編 その23:DLPプロジェクターの制振対策)


    注)下の記事は過去にA&Vヴィレッジに掲載されたものです。現在のA&V(オーディオ&ヴィジュアル)環境とはズレがある場合があります。

    万木 雅一
    □はじめに
     近年になってDLP(デジタル・ライト・プロセシング:マイクロミラーで光を反射させるデバイス)プロジェクターの普及が目覚しい。これは比較的安価な商品が市場に導入されたのが引き金になったようだ。画質的には3管式プロジェクターに比べるとデジタル的だが、明るさと小型軽量な点で使いやすいのが特徴だ。その上、価格が10万円台でも画質が良く、手軽にシアターを楽しむことが可能になった。本来DLPプロジェクターはコンピューターでのプレゼンテーション用に開発された商品だが、シアター市場も大きいことから映画鑑賞向きのセッティングが可能になっている。読者の皆様でもすでに愛用している方がいるのではないか?
    秋葉原のエンジェルポケットにもHP社の小型DLPプロジェクター(商品名:HP Digital Projector sb21)が設置されており、約70インチの大型画面で映画を鑑賞できるようになっている。今回はこのHP社製DLPプロジェクターを制振対策し、どこまで画質改善ができるかの実験をしてみた。それでは早速説明に入る。
     
    □中身を見る
     今回は始めてDLPプロジェクターの制振対策にあたるので、慎重に分解することにした。
    まずは、レンズを直接手で触らないために、レンズキャップをしっかり固定し、安全のため光源ブロックを外すことにした。光源ブロックは底板の3本のネジで固定されており、これを緩めると簡単に外れる。
    次に底板の固定ネジ(5本)を外し、上部のパネルを上に引っ張るとパネルが外れ、信号基板やレンズ、ファン等が露出する。
    この機種は手のひらに乗るサイズであるため、内部にはギッシリ部品が詰まっている(下写真参照)。
    B2008-2-19-1.jpg


    □ファン及びレンズの制振対策
     単板DLPを使った機種の構造は、DLPの前面にRGBの回転するフィルターを使い、3原色を投影する仕組みになっているものが多い。この機種もまさしくそれで、光源はハロゲンライトを用い、発熱防止のために比較的大型のファンを使っている。そのため、ファンの回転に伴うノイズもバカに出来ない。高級機種になれば、ファン・ノイズを低減するために音響フィルター等を使ったものもあるが、低価格の機種ではあまり対策がなされていないのが実情だ。
     このファン・ノイズの問題もさることながら、ファン自体の振動でDLP、回転フィルターやレンズにも不要な振動が伝わるために、画質劣化の影響があるはずだ。
     そこで、まずはファンの固定部分に制振対策を試みた。具体的には、ファンを固定しているすべてのネジ(4本)に制振合金製W2.6のワッシャーを挟んでみた。
     次にレンズとシャーシの固定ネジにも制振合金製W2.6ワッシャーを挟み、レンズの不要な振動を低減する対策を試みた。
     これでファンの振動による影響を少なくできるはずだ(下写真参照)。
    B2008-2-19-2.jpg

     
    □基板関連
     この機種は、映像信号処理基板と電源基板(スイッチング電源)の2枚構成でできている。まずは信号処理基板の固定ネジ(5本)に制振合金製W2.6ワッシャーを挟み、信号処理ICにはツァウバーディスクΦ5を両面テープで固定してみた(写真3参照)。信号基板にはクリスタルもマウントされており、これにもツァウバーディスクΦ5を貼り付けて、振動対策を行った。
     次に電源基板の固定ネジにも制振合金製W2.6ワッシャーを挟み、整流ダイオードにはツァウバーディスクΦ5を両面テープで固定した。これらの制振対策で回路部分の振動対策は十分なはずである。
     厳密に対策するためには、基板の下にもワッシャーを挟みたかったが、天板との隙間が少ないため諦めた。
     使った制振合金製W2.6ワッシャーはここまでで11枚、ツァウバーディスクΦ5はちょっと奢ったため合計15枚である。

    □その他
     DLP部分にも制振対策を施したかったが、基板の固定との関係で、上手く手が入らなかったことと、安易にいじって光軸を狂わせてはいけないと考えたから、今回は見合わせた。DLPプロジェクターを制振対策する初めての試みでもあり、これから次第に慣れてきたらもっとつっこんだ対策を実験することにしたい。
    最後に底板の固定ネジにも制振合金製W2.6ワッシャーを挟んだ。これはワッシャーのパッケージ2袋分(合計16枚)をすべて使うためでもある。


    B2008-2-19-3.jpg

    □画質のチェック
     今回は時間の都合もあり、各部でのチェックを行わずに、全体の制振対策を終えてから画質チェックを行った。
     まず対策後に電源を入れると、ファンの音が小さくなった事に気付いた。たかだか制振合金製ワッシャーの挿入だけで、これ程静かになるのが嬉しい。当然ながら、ボディーを触ってみると、振動も小さくなっている。特に上下の振動がほとんど無くなったのにびっくりした。
     それでは画質チェックに移る。チェックに用いたソースは「Hiviのチェック用DVD」「ロード・オブ・ザ・リング1」等である。「Hiviのチェック用DVD」では、周りが白の中に白いドレスの女性のシーン:顔色の再現性、と、カラフルな果物の中の女性の顔色の再現性、等をチェックする。かなり難しいソースである。
     結果的には、対策前には顔色が沈んで、肌色が薄く(白っぽく)なっていたものが、対策後には完璧ではないが顔の肌色再現性が向上している。一緒にいたエンジェルポケット店長も、これにはびっくりした様子である。
     次に「ロード・オブ・ザ・リング1」の色々なシーンでの色の再現性や解像度、階調等のチェック(コンピューター用の17インチCRTとの比較)を行ったが、対策後はCRTとの比較でも、あまり遜色の無い画質が得られたのである。特に対策後は動的な解像度が向上したためか、輪郭がはっきりして見える。また、もやもや感も少なくなっているのである。この画質なら映画鑑賞を十二分に楽しめそうだ。とても嬉しい改善である。
     振動による画質劣化要因はもっと調べる必要がありそうだが、今回の機種は小型軽量(1kg)であるため、比較的小規模な制振対策でも、改善効果がはっきり現れたものと考える。

    □比較的安価でシアターが楽しめる
    このDLPプロジェクターは、価格も税込みで134,400円とお手ごろであり、スクリーンを入れてもリーズナブルな価格で購入できるのが嬉しい。70インチ・サイズの迫力が、この価格で得られるなら大満足である。例えば今流行のプラズマ50インチは実売価格で50万円以上はする。DLPプロジェクターの場合には、部屋を暗くする必要があるが、本体が小型軽量のため、見たい時に設置すれば良いので、場所をとらない。1台持っていれば、仕事でも使えるし、有りがたい存在になること請け合いである。特にコンピューターを使ってDVDを再生しているユーザーには、もってこいの存在だ。それは、TVの走査線525にこだわらず、SVGA解像度で鑑賞できるからだ。

    □終わりに
     今回の制振対策は実験的な要素を持っており、比較的簡単な対策に止めたのであるが、このような改善結果が出るのなら、早くやるべきであったと店長と二人で反省した。材料費(W2.6ワッシャー16枚とツァウバーディスクΦ5を15枚)は5,000円でお釣りが来るし、時間にして約1時間の対策であったが、これ程までに改善効果があるのなら、やってみる価値は十分にある。
     今までDVDプレーヤー等の制振対策では、音質的な改善効果が主体になっており、画質も改善されるが、音質に比べれば少ない傾向であった。そのため、プロジェクターではあまり改善効果が期待できないのではないかと考えてしまっていた。ところが、今回実際にDLPプロジェクターの制振対策を行った結果、これ程までに改善効果が実感できるのには、本音を言ってびっくりしたのである。今回あらためて映像機器と言えども、振動による性能劣化が発生している事実が確認できた。これからは、もっと映像機器の制振対策にもチャレンジするつもりでいる。
     東京にお住まいの方は実際にエンジェルポケットに出向いてご覧になって欲しい。以前に対策前の画像を見ている人は画質向上ぶりにびっくりするはずである。
     
    「さわやかな 秋の夜長を 恋人と 仲むつまじく 映画鑑賞」

    ではまた。

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    • 広瀬 学 作家
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